〈みずほ〉が取り組むファミリーガバナンスの構築事例
創業家の永続的な発展という目的に向けて、ファミリーの共通理念(土台)を定めた上で、目的を達成するために必要なルールや、ルールを維持していくためのツール(ファミリー憲章やファミリーオフィス等)の策定を支援しています。

〈事例① 世代交代が進み、株式の分散等が進んだ創業家のガバナンス強化〉
創業家内での株式の分散や関係性の希薄化へ対応するため、家訓やファミリー憲章の策定によるファミリーのルールを定めた事例
〈事例② 経営非関与のファミリーにおける財産承継の理念明文化〉
経営に非関与になることが決定している次世代に向けて、多額の財産を築き上げてきた背景や資産を所有する意義を明文化した事例
〈事例③ 世代交代を見据えた株式の分散防止と経営権の集約〉
世代を重ねるごとに起こるファミリーメンバーの増加や、それに伴う株式や経営権の分散に備えるため、種類株式と信託を活用した事例
〈事例④ 将来にわたって、創業家と経営陣(非創業家)が円滑に経営できる仕組みの策定〉
創業者が築き上げた会社が今後も円滑に経営できるよう、ファミリーには家訓やファミリー憲章を会社にはグループ憲章で創業理念等を明文化した事例
ファミリーガバナンスの実効性向上に有効な信託の機能
ファミリーガバナンスの実効性向上には信託の活用が有効です。例えば、信託を活用すると自社株式の財産権と議決権をわけることができるため、
議決権は経営の後継者に承継しながら、経営に関与しないファミリーには財産権として配当を受け取る権利を承継するといったことが可能になります。
ファミリー憲章等による理念や想いの承継に加えて、信託活用を検討することでファミリーガバナンスの実効性向上に期待ができます。
みずほ信託銀行
企業が安定して、永続的に活動していくために「ファミリービジネストラスト」が安心の事業承継を支えるhttps://www.mizuho-tb.co.jp/sustainability/article/20240129/index.html